内定後の手続きを解説|承諾前に押さえておくべきポイントは?

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応募先の企業から内定が出た後、どのような手続きが必要なのかをわかりやすく紹介。内定を承諾する前に押さえておくべきポイント内定連絡への返事の仕方も解説します。

内定が出た後の流れ

内定が出た後、承諾する場合の流れは大きく分けて3ステップです。

内定が出る/1.労働条件を確認する/労働条件通知書の内容をチェックしておく/内定が出た日に確認できない場合は、お礼の連絡だけしておく/2.内定承諾の連絡をする/期限内に正式な回答をする/3.必要に応じて契約書類を提出する/退職日が決まったら入社日を調整する

なお、契約書類の種類や届くタイミングは企業によって異なるため、漏れなく対応するよう気をつけましょう。

内定が出たら、押さえておくべき3つのポイント

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  1. 労働条件通知書の内容をチェックしておく
  2. 期限内に正式な回答をする【返信例文アリ】
  3. 退職日が決まったら、必要に応じて入社日を調整する

1.労働条件通知書の内容をチェックしておく

労働条件通知書とは、業務内容や給料・勤務時間といった入社後の労働条件が書かれた書類のことです。

内定を承諾すれば書かれている労働条件に同意したとみなされるため、求人に書かれていた内容や面接で聞いた内容と相違はないか想定と異なる点はないかなどを丁寧にチェックするようにしましょう。もし気になる点があれば、担当者に問い合わせることも大切です。

なお、労働条件通知書が後日送付される場合や、時間がなく当日中に確認できない場合は、まず「内定のご連絡をありがとうございます。期日までに検討して回答します」とお礼の連絡をしておくのがマナー。

もし1~2日経っても労働条件通知書が手元に届かない場合は、担当者に届いてない旨を伝えたうえで「念のため、労働条件を書面で通知いただけないでしょうか」と相談するようにしましょう。

労働条件通知書の見本画像

労働条件通知書見本

2.期限内に正式な回答をする【返信例文アリ】

労働条件に問題がなく入社の意思が固まった場合は、できるだけ早く内定承諾の連絡をするようにしましょう。じっくり考えて結論を出したい場合でも、回答は内定の連絡に記載されている期限内に伝える必要があります。

入社するか迷って期限内に回答できない場合の対応方法は、「内定は辞退・保留もできる」で紹介しています。

内定を承諾する場合のメール例文

件名:Re:選考結果について【株式会社◯◯◯】
本文:
株式会社◯◯◯
人事部 △△様

お世話になっております。
▲▲と申します。

この度は、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございました。
ぜひ貴社に入社させていただきたいと考えております。

一日でも早く貴社に貢献できるよう精進しますので、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

——————
署名
——————

内定を承諾する場合の電話例文

お世話になっております。御社の採用通知をいただいた▲▲と申します。この度はお返事を直接お伝えしたく、お電話しました。ご担当の△△様はご在席でしょうか。

承知しました。少々お待ちください。

お世話になっております。先日いただいた内定の件でご連絡差し上げたのですが、ただ今お時間はよろしいでしょうか。

はい、大丈夫ですよ。

ありがとうございます。この度は内定のご連絡をありがとうございました。ぜひ御社に入社させていただきたいと考えております。一日でも早く御社に貢献できるよう精進しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

内定を承諾してくださりありがとうございます。こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。では、必要書類を送付いたしますので、ご確認とご署名のうえ、郵送をお願いいたします。

承知しました。対応いたします。

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

お電話にご対応くださりありがとうございました。それでは失礼いたします。

3.退職日が決まったら、必要に応じて入社日を調整する

退職日は、転職先の入社日に合わせて決めるのが基本です。このため、退職日が想定よりも後ろ倒しになりそうなときは、まず現職で退職日の再調整をお願いするようにしましょう。

ただし、現職で監理技術者を担当している案件が予期せず工期延長になったなど、どうすることもできない事情がある場合は入社日を調整できるケースもあります。必要に応じて、入社日の調整も視野に入れるようにしましょう。

入社日を変更できる可能性があるケースと、転職先に相談する方法を解説

内定は辞退・保留もできる

知り合いの紹介がきっかけとなる縁故採用は内定が出ると断りづらいですが、求人サイトやハローワーク、転職エージェントなどを通した転職活動では内定後の辞退や保留が可能です。

どのような状況なら辞退・保留を視野に入れたほうがいいのか、具体的な事例を一部紹介します。

内定辞退を視野に入れたほうがいい場合の例

内定が出たものの、提示された給料が思ったよりも低い……。年収を上げたくて転職活動を始めたのに、これだと意味がない。
転職活動を通していろいろな企業に話を聞いたけど、今の職場が一番自分に合っている気がしてきた。

「内定を辞退したほうがいいかも……」と思ったら、こちらをチェック

内定保留を視野に入れたほうがいい場合の例

内定が出てうれしいけど、今の現場で所長を務めているからすぐには辞められなさそう。承諾しても、入社できるかわからない。
複数社の選考を受けていて、第一希望の企業の結果が出るのは1週間後。その結果を聞いてから内定を承諾するか考えたい。

「ひとまず内定を保留しようかな」と思ったら、こちらをチェック

(セコカンプラス編集部)

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