2級電気通信工事施工管理技士の直近4年間の合格率をまとめました。最新の試験内容と合格基準も解説しています。
2級電気通信工事施工管理技士の合格率
2級電気通信工事施工管理技士の直近4年間の合格率を調査したところ、第一次検定(学科試験)の合格率は平均61.7%、第二次検定(実地試験)の合格率は平均42.3%でした(※)。
※2021年度の技術検定から、試験の名称が学科試験は第一次検定、実地試験は第二次検定に変更されました。
ここからは、第一次検定と第二次検定それぞれの合格率について、くわしくみていきましょう。
第一次検定
2級電気通信工事施工管理技士・第一次検定の直近4年間の受検者数と合格者数、合格率のデータをまとめました。
2019年度 | 7,015人 | 4,045人 | 57.7% |
---|---|---|---|
2020年度 | 3,648人 | 2,332人 | 63.9% |
2021年度 | 3,385人 | 2,369人 | 70.0% |
2022年度 | 3,074人 | 1,818人 | 59.1% |
受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
直近4年間の合格率は50%台~70%を推移しており、4年間の平均合格率は61.7%でした。
2022年度は、受検者数が3,074人に対して合格者数は1,818人で、合格率は59.1%。直近4年間では2番目に低い合格率となりました。
第二次検定
2級電気通信工事施工管理技士・第二次検定の直近4年間の受検者数・合格者数と合格率のデータをまとめました。
受検者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|
2019年度 | 3,514人 | 2,007人 | 57.1% |
2020年度 | 3,240人 | 1,391人 | 42.9% |
2021年度 | 4,060人 | 1,420人 | 35.0% |
2022年度 | 3,557人 | 1,265人 | 35.6% |
第二次検定の合格率は30%台~50%台を推移しており、4年間の平均合格率は42.3%でした。
2022年度は、受検者数が3,557人に対して合格者数は1,265人で、合格率は35.6%。直近4年間で2番目に低い合格率となりました。
2級電気通信工事施工管理技士の試験内容・合格基準
第一次検定
2級電気通信工事施工管理技士・第一次検定はマークシート形式。電気通信工学等・施工管理法(知識・能力)・法規の科目から出題されます。
2022年度の出題数は65問で、そのうち解答する必要があるのは40問。各問題1点の40点満点で、合格基準は24問以上(得点60%以上)の正解でした。
第二次検定
2級電気通信工事施工管理技士・第二次検定は記述形式で、施工管理法の知識・能力に関する問題が出題されます。
2022年度の出題数は大問が5つで、すべてが必須問題でした。配点は公開されておらず、合格基準は得点60%以上となっています。
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(セコカンプラス編集部)