1級造園施工管理技士の直近5年間の合格率をまとめました。最新の試験内容と合格基準も解説しています。
1級造園施工管理技士の合格率
1級造園施工管理技士の直近5年間の合格率を調査したところ、第一次検定(学科試験)の合格率は平均39.6%、第二次検定(実地試験)の合格率は平均40.1%でした(※)。
※2021年度の技術検定から、試験の名称が学科試験は第一次検定、実地試験は第二次検定に変更されました。
ここからは、第一次検定と第二次検定それぞれの合格率について、くわしくみていきましょう。
第一次検定
1級造園施工管理技士・第一次検定の直近5年間の受検者数と合格者数、合格率のデータをまとめました。
受検者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|
2018年度 | 3,430人 | 1,414人 | 41.2% |
2019年度 | 3,404人 | 1,260人 | 37.0% |
2020年度 | 2,974人 | 1,178人 | 39.6% |
2021年度 | 3,008人 | 1,080人 | 35.9% |
2022年度 | 3,091人 | 1,360人 | 44.0% |
直近5年間の合格率は30%台~40%台を推移しており、5年間の平均合格率は39.6%でした。
2022年度は、受検者数が3,091人に対して合格者数は1,360人で、合格率は44.0%。直近5年間では最も高い合格率となりました。
第二次検定
1級造園施工管理技士・第二次検定の直近5年間の受検者数・合格者数と合格率のデータをまとめました。
受検者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|
2018年度 | 2,251人 | 808人 | 35.9% |
2019年度 | 1,880人 | 744人 | 39.6% |
2020年度 | 1,695人 | 695人 | 41.0% |
2021年度 | 1,477人 | 591人 | 40.0% |
2022年度 | 1,471人 | 677人 | 46.0% |
第二次検定の合格率は30%台~40%台を推移しており、5年間の平均合格率は40.1%でした。
2022年度は、受検者数が1,471人に対して合格者数は677人で、合格率は46.0%。直近5年間では最も高い合格率となりました。
1級造園施工管理技士の試験内容・合格基準
第一次検定
1級造園施工管理技士・第一次検定はマークシート形式。土木工学等・施工管理法(知識・能力)・法規の科目から出題されます。
2022年度の出題数は65問。各問題1点の65点満点で、合格基準は39問以上(得点60%以上)の正解かつ、施工管理法の応用能力に関する問題で6問中2問以上の正解でした。
第二次検定
1級造園施工管理技士・第二次検定は記述形式で、施工管理法の知識・能力に関する問題が出題されます。
2022年度の出題数は大問が5つで、問題1と2が必須問題、問題3~5が選択問題でした。配点は公開されておらず、合格基準は得点60%以上となっています。
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(セコカンプラス編集部)