2級管工事施工管理技士の直近5年間の合格率をまとめました。最新の試験内容と合格基準も解説しています。
2級管工事施工管理技士の合格率
2級管工事施工管理技士の直近5年間の合格率を調査したところ、第一次検定(学科試験)の合格率は平均58.7%、第二次検定(実地試験)の合格率は平均59.0%でした(※)。
※2021年度の技術検定から、試験の名称が学科試験は第一次検定、実地試験は第二次検定に変更されました。
ここからは、第一次検定と第二次検定それぞれの合格率について、くわしくみていきましょう。
第一次検定
2級管工事施工管理技士・第一次検定の直近5年間の受検者数と合格者数、合格率のデータをまとめました。
受検者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|
2018年度 | 13,837人 | 8,011人 | 57.9% |
2019年度 | 13,950人 | 9,091人 | 65.2% |
2020年度 | 12,348人 | 7,683人 | 62.2% |
2021年度 | 11,580人 | 5,766人 | 49.8% |
2022年度 | 11,051人 | 6,274人 | 56.8% |
直近5年間の合格率は40%台後半~60%台を推移しており、5年間の平均合格率は58.7%でした。
2022年度は、受検者数が11,051人に対して合格者数は6,274人で、合格率は56.8%。直近5年間では2番目に低い合格率となりました。
第二次検定
2級管工事施工管理技士・第二次検定の直近5年間の受検者数・合格者数と合格率のデータをまとめました。
受検者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|
2018年度 | 9,742人 | 5,537人 | 56.8% |
2019年度 | 10,602人 | 5,760人 | 54.3% |
2020年度 | 9,544人 | 5,514人 | 57.8% |
2021年度 | 8,938人 | 6,054人 | 67.7% |
2022年度 | 8,316人 | 4,962人 | 59.7% |
第二次検定の合格率は50%台~60%台を推移しており、5年間の平均合格率は59.0%でした。
2022年度は、受検者数が8,316人に対して合格者数は4,962人で、合格率は59.7%。直近5年間では2番目に高い合格率となりました。
2級管工事施工管理技士の試験内容・合格基準
第一次検定
2級管工事施工管理技士・第一次検定はマークシート形式。機械工学等・施工管理法(知識・能力)・法規の科目から出題されます。
2022年度の出題数は52問で、そのうち解答する必要があるのは40問。各問題1点の40点満点で、合格基準は24問以上(得点60%以上)の正解でした。
第二次検定
2級管工事施工管理技士・第二次検定は記述形式で、施工管理法の知識・能力に関する問題が出題されます。
2022年度の出題数は大問が6つで、問題1と6が必須問題、問題2~5が選択問題でした。配点は公開されておらず、合格基準は得点60%以上となっています。
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(セコカンプラス編集部)