1級管工事施工管理技士の合格率を徹底分析【2023年版】

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1級管工事施工管理技士の直近5年間の合格率をまとめました。

最新の試験内容と合格基準も解説しています。

1級管工事施工管理技士の合格率

1級管工事施工管理技士の直近5年間の合格率を調査したところ、第一次検定(学科試験)の合格率は平均37.7%、第二次検定(実地試験)の合格率は平均57.8%でした(※)。

※2021年度の技術検定から、試験の名称が学科試験は第一次検定、実地試験は第二次検定に変更されました。

【1級管工事施工管理技士の合格率】2018年度/第一次検定:33.2%/第二次検定:52.7%|2019年度/第一次検定:52.1%/第二次検定:52.7%|2020年度/第一次検定:35.0%/第二次検定:61.1%|2021年度/第一次検定:24.0%/第二次検定:73.3%|2022年度/第一次検定:42.9%/第二次検定:57.0%|第一次検定 平均:37.7%|第二次検定 平均:57.8%|国土交通省の公表データをもとに作成

ここからは、第一次検定と第二次検定それぞれの合格率について、くわしくみていきましょう。

第一次検定

1級管工事施工管理技士・第一次検定の直近5年間の受検者数と合格者数、合格率のデータをまとめました。

受検者数 合格者数 合格率
2018年度 16,473人 5,471人 33.2%
2019年度 16,838人 8,769人 52.1%
2020年度 13,531人 4,738人 35.0%
2021年度 15,827人 3,792人 24.0%
2022年度 16,839人 7,231人 42.9%

直近5年間の合格率は20%台~50%台を推移しており、5年間の平均合格率は37.7%でした。

2022年度は、受検者数が16,839人に対して合格者数は7,231人で、合格率は42.9%直近5年間では2番目に高い合格率となりました。

第二次検定

1級管工事施工管理技士・第二次検定の直近5年間の受検者数・合格者数と合格率のデータをまとめました。

受検者数 合格者数 合格率
2018年度 7,608人 4,011人 52.7%
2019年度 10,431人 5,492人 52.7%
2020年度 8,211人 5,018人 61.1%
2021年度 4,540人 3,330人 73.3%
2022年度 6,618人 3,769人 57.0%

第二次検定の合格率は50%台~70%台を推移しており、5年間の平均合格率は57.8%でした。

2022年度は、受検者数が6,618人に対して合格者数は3,769人で、合格率は57.0%直近5年間の平均と同程度の合格率となりました。

1級管工事施工管理技士の試験内容・合格基準

第一次検定

1級管工事施工管理技士・第一次検定はマークシート形式。機械工学等・施工管理法(知識・能力)・法規の科目から出題されます。

2022年度の出題数は73問で、そのうち解答する必要があるのは60問。各問題1点の60点満点で、合格基準は36問以上(得点60%以上)の正解かつ、施工管理法の応用能力に関する問題で7問中4問以上の正解でした。

第二次検定

1級管工事施工管理技士・第二次検定は記述形式で、施工管理法の知識・能力に関する問題が出題されます。

2022年度の出題数は大問が6つで、問題1と6が必須問題、問題2~5が選択問題でした。配点は公開されておらず、合格基準は得点60%以上となっています。

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(セコカンプラス編集部)

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