知り合いの紹介がきっかけとなる縁故採用は内定が出ると断りづらいですが、求人サイトやハローワーク、転職エージェントなどを通した転職活動では内定後の辞退が可能です。
ここでは、施工管理のよくある内定辞退理由と、トラブルなく内定を辞退する方法を紹介します。
どんなとき、内定を辞退できる？
内定後の辞退は可能とはいえ「どんな理由なら辞退できるのか？」と悩んでいる方もいるのでは。まずは、施工管理のよくある内定辞退理由を3つ紹介します。
この3つの理由以外でも、内定が出た会社に入社するよりも、辞退するほうがメリットは大きいと感じたら辞退は可能。とはいえ辞退の撤回は難しいため、後悔しないよう冷静に判断するようにしましょう。
なお、実際に伝える辞退理由は角が立たない言い方に調整するのが基本。くわしくは辞退理由の伝え方で解説しています。
辞退するか迷うなら、ひとまず保留してじっくり考えることもできる
トラブルなく内定を辞退する方法
連絡するときのマナー
内定辞退の連絡をするときは、次の2つのマナーを守るのが大切です。
辞退理由の伝え方
トラブルを防ぐには、辞退理由の伝え方に注意する必要があります。
まずは内定先に「一身上の都合のため、内定を辞退したい」と伝え、くわしい事情を聞かれた場合は実情に合わせて「現職に留まることに決めたため、内定を辞退したい」もしくは「他社への入社を決めたため、内定を辞退したい」という点だけを伝えるようにしましょう。
「給料が低い」「会社の雰囲気が合わない」などの不満があったとしても、心の内に留めておくのが賢明です。
電話で内定を辞退する場合の会話例文
ここでは、内定を辞退して今の会社で働き続けることにしたケースを例に、電話で内定を辞退するときの会話文を紹介します。
承知しました。少々お待ちください。
お世話になっております。先日いただいた内定の件でご連絡差し上げたのですが、ただ今お時間はよろしいでしょうか。
はい、大丈夫ですよ。
ありがとうございます。この度は内定のご連絡をありがとうございました。大変申し上げにくいのですが、一身上の都合で内定を辞退したくご連絡を差し上げました。
それは非常に残念です。どういった理由で辞退を決意されたのでしょうか。
現職に留まることに決めたため、内定を辞退したいと考えています。御社に魅力を感じていたため大変迷ったのですが、申し訳ございません。
そうですか。残念ですが、それなら仕方ないですね。
ありがとうございます。選考にお時間をいただいたにも関わらず、申し訳ございません。それでは失礼いたします。
（セコカンプラス編集部）
お世話になっております。御社の採用通知をいただいた▲▲と申します。この度はお返事を直接お伝えしたく、お電話しました。ご担当の△△様はご在席でしょうか。