【2022年版】施工管理の残業時間を徹底調査

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現場管理や事務作業に追われ、遅くまでの残業も珍しくない施工管理。実際のところ、世間の施工管理はどのくらい残業をしているのでしょうか。

この記事では、2021年4月~2022年3月の1年間でセコカンプラスに登録された施工管理2,835名の残業時間データをもとに、施工管理の平均残業時間を徹底分析しました。

全体平均だけではなく、ゼネコン・サブコンなどの業種別ランキング年代別の平均残業時間も紹介しています。

施工管理の平均残業時間

2,835名の残業時間データをまとめたところ、施工管理の平均残業時間は51.3時間でした。

【2022年版 施工管理の平均残業時間】施工管理の平均:51.3時間/全職種の平均:13.3時間|施工管理の残業時間は全職種平均の約4倍……。

厚生労働省の調査によると、サラリーマンなどを含む全職種の平均残業時間は13.3時間。全職種の平均と比べて、施工管理の平均残業時間は約4倍だとわかりました。

もうすぐ残業規制開始……働き方はどう変わっている?


次の章からは、施工管理の残業実態をさらにくわしく見ていきましょう。ゼネコン・サブコン・プラントなど主要7業種の平均残業時間と、土木・建築施工管理など主要6職種の平均残業時間年代別平均残業時間をまとめています。

業種別の平均残業時間

施工管理を7つの業種に分類して平均残業時間を算出したところ、今回最も残業時間が多かったのはゼネコン勤務の施工管理で61.2時間でした。

次いで多かったのはサブコン・専門工事会社勤務の施工管理で54.4時間。3番目に多かったのは戸建て住宅を扱う施工管理で50.7時間となっています。

【2022年版【施工管理】残業が多い業種ランキング】1位/ゼネコン/61.2時間|2位/サブコン・専門工事会社/54.4時間|3位/戸建て住宅/50.7時間|4位/プラント/48.2時間|5位/内装・リフォーム/47.3時間|6位/建築設備・建材メーカー/45.1時間|7位/不動産管理/37.6/時間

一方、最も平均残業時間が少なかったのは不動産管理会社勤務の施工管理で37.6時間

残業が最も多いゼネコンとは20時間以上の差があり、同じ施工管理という仕事でも、残業時間の相場は業種によって異なることがわかりました。

業種別の残業時間をもっとくわしく!

職種別の平均残業時間

続いて施工管理の残業時間データを職種別でまとめたところ、最も平均残業時間が多いのは設備施工管理で58.7時間でした。

2番目に多いのは建築施工管理の52.8時間で、3番目に多いのは電気工事施工管理の52.3時間となっています。

【2022年版【施工管理】残業が多い職種ランキング】1位:設備施工管理/58.7時間|2位:建築施工管理/52.8時間|3位:電気工事施工管理/52.3時間|4位:土木施工管理/49.8時間|5位:プラント施工管理/49.5時間|6位:電気通信施工管理/40.8時間

施工管理全体の平均(51.3時間)を下回ったのは、土木施工管理(49.8時間)プラント施工管理(49.5時間)電気通信施工管理(40.8時間)の3職種。

電気通信施工管理の平均残業時間はほかの職種と比べて特に少なく、1位の設備施工管理を17.9時間下回っています

職種別の残業時間をもっとくわしく!

年代別の平均残業時間

年代を20~50代・60代以上に分けて平均残業時間を算出したところ、20代の平均残業時間は61.8時間で、30代は54.8時間40代は47.4時間50代は45.2時間60代以上は30.5時間でした。

今回の調査では若い年代ほど残業が多い結果となっており、20代と60代以上では31.3時間の差が開いています。

【2022年版【年代別】施工管理の平均残業時間】20代/61.8時間|30代/54.8時間|40代/47.4時間|50代/45.2時間|60代以上/30.5時間|平均/51.3時間

年代別の残業時間をもっとくわしく!

調査の概要

2021年4月~2022年3月の1年間でセコカンプラスに登録された待遇データのうち、残業時間情報の入力があった20代以上の施工管理2,835名のデータをもとに算出した。

この残業時間で年収はいくら?

今回の調査では、施工管理の残業時間は全職種平均の約4倍という結果になりました。

労働時間が長いからこそ「施工管理の給料は、ほかの仕事と比べて高い」と言われることもありますが、実際はどのくらいの年収をもらっているのでしょうか。

下記の記事では、施工管理4,198名のデータをもとに年収事情を徹底分析しています。

施工管理の年収相場はどのくらい?

(セコカンプラス編集部)

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