休みが全然とれないといった悩みも多い、施工管理の仕事。「休みが無いから、やりたいことができない」という不満を抱えている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回「しっかり休みがとれたときに、どんなことをしたいか」について、セコカンプラス公式アカウントでTwitterのアンケート機能を使って調査を実施しました。
読んでいるあなたは、休みがとれたらどんなことをしたいですか? ほかの施工管理の意見と比べてみましょう。
やりたいことは「旅行に行く」が多数派
今回、Twitterのアンケート機能を利用して「しっかり休みがとれたときに、どんなことをしたいですか?」と4択の質問を実施しました。
質問項目は、総務省統計局の「社会生活基本調査」における生活行動の項目を参考に「趣味を満喫する(スポーツや娯楽)」「旅行に行く」「資格取得などの勉強をする」「たまった家事をする」の4種類としています。
調査の結果、最も回答者が多かったのは「旅行に行く」で、全体の39.4%を占めていました。
次いで多かったのは「趣味を満喫する(スポーツや娯楽)」で、全体の24.2%となっています。
3番目に多かったのは「たまった家事をする」で21.2%。今回の調査においては、施工管理の5人に1人が休日も家事に追われており、平日の忙しさが垣間見えます。
一方で、回答者が最も少なかったのは「資格取得などの勉強をする」でした。とはいえ、全体の15.2%と、無視できない割合です。
休みを勉強のために使いたい人が一定数いるという状況は、資格の取得が重要とされている施工管理ならではかもしれません。
やりたいことができない理由は?
続いて「『やりたいと思っていること』ができない理由で、最も当てはまるものは何ですか?」と4択の質問を実施しました。
その結果「自由になる時間が少ない…」「疲れがたまっている…」「金銭面の余裕が無い…」「その他」の選択肢のうち、最も回答者が多かったのは「自由になる時間が少ない…」で、全体の48.3%を占めていました。
2番目に多かったのは「疲れがたまっている…」で全体の41.4%。3位の「金銭面の余裕が無い…」(6.9%)とは、大きく差が開く結果となりました。
金銭面の余裕がなくて行動を制限されているのではなく、残業の多さ・休日の少なさといった施工管理ならではの事情から、休みが使えていないという実情が垣間見える結果となりました。
「静養をとりたい」という声も
今回のアンケートの選択肢にはありませんでしたが、自由回答で「静養をとりたい」という声も得られました。ゆっくり寝たい・休みたいというのは、現場でもよく耳にする話題のようです。
また、ご家庭がある方のなかには、家族サービスで休日も静養をとりにくいといった事情を抱えている方もいるとのこと。Twitterで寄せられた意見のなかには「(家族が留守にしている)平日に休みが取れると嬉しい」というものもありました。
調査の概要
セコカンプラスの公式Twitterアカウントにて2問のアンケートを実施。
1問目の「しっかり休みがとれたときに、どんなことをしたいですか?」は33票、2問目の「『やりたいと思っていること』ができない理由で、最も当てはまるものは何ですか?」は29票の回答を得た。
調査期間:2022年3月25日~4月1日
(セコカンプラス編集部)