寝る時間は遅いのに起きる時間は早いため、毎日眠い目をこすりながら出勤している施工管理も多いのでは。
実のところ、施工管理のみなさんはどのくらいの睡眠時間を確保できているのでしょうか。セコカンプラスの編集部員がTwitterのアンケート機能を使って3問の質問をし、わかった結果をまとめました。
最も多いのは「睡眠時間4~6時間」の人
Twitterのアンケート機能を利用して「平日の睡眠時間は平均何時間ですか?」と質問したところ、「4時間未満」「4~6時間」「6~8時間」「8時間以上」の選択肢のうち、最も多いのは「4~6時間」で、全体の40%を占めていました。
次いで多かったのは6~8時間でしたが、その一方で4時間未満と回答した人も15%いました。
NHK放送文化研究所の調査(2020年)によると、国民全体の平均睡眠時間は7時間12分。
今回の調査では、アンケートに解答した施工管理のうち55%が国民全体の平均睡眠時間を下回る結果になりました。
理想の睡眠時間は「8~10時間」だと回答
続けて「できれば毎日何時間くらい眠りたいですか?」と質問したところ、最も回答が多かったのは8~10時間でした。
実際の睡眠時間で最も多い4~6時間とはギャップがある結果で、「もう少し眠りたい」と思いつつ、起床せざるを得ない現実と闘っている様子が伺えます。
睡眠時間が短くなる原因は「残業が多い」が最多
最後に「睡眠時間が短いと感じている場合、何が原因だと思いますか?」と聞いてみました。
その結果、最も回答が多かったのは「残業時間が多い」の49%。回答した施工管理の半数近くが、長時間残業によって睡眠時間が短くなっていることがわかります。
2番目に多かったのは、「夜ふかしをしてしまう」で26%。3番目に多かったのは「通勤時間が長い」で18%でした。
「夜ふかしをしてしまう」による睡眠不足は今日からでも改善できるものの、それ以外の理由による睡眠不足は不可抗力の部分も大きいのが現実。施工管理の睡眠時間を理想に近づけるには、労働環境の改善が欠かせないといえるかもしれません。
施工管理の残業時間をくわしく解説!
調査の概要
セコカンプラス編集部員のTwitterアカウントにて3問のアンケートを実施。
1問目の「平日の睡眠時間は平均何時間ですか?」は96票、2問目の「できれば毎日何時間くらい眠りたいですか?」は43票、3問目の「睡眠時間が短いと感じている場合、何が原因だと思いますか?」は39票の回答を得た。
調査期間:2022年2月25日~3月4日
(セコカンプラス編集部)